伸るか反るか（のるかそるか）

【伸るか反るか（のるかそるか）】
○意味
　成功するか失敗するか、運を天に任せ、思い切ってやってみること。

　からだが前に伸びるか逆にひっくり反る（かえる）かの意から。

○用例
　のるかそるかの大勝負。

○同義表現
　一か八か（いちかばちか）・・・「一」は丁、「八」は半で丁半博打から出た言葉と言われる。
　乾坤一擲（けんこんいってき）・・・「乾」は天、「坤」は地、「一擲」はさいころを投げること。

頭が動かねば尾が動かぬ（かしらがうごかねばおがうごかぬ）

【頭が動かねば尾が動かぬ（かしらがうごかねばおがうごかぬ）】
○意味
　上に立つ者が先に立って動かなければ下の者は働かない。上に立つ者はまず率先して活動せよということ。

○用例
　「小泉さんはそれなりにがんばってると思うよ。頭が動かねば尾が動かぬ、だからね。」

○同義表現
　頭が動けば尾も動く（あたまがうごけばおもうごく）

一期一会（いちごいちえ）

【一期一会（いちごいちえ）】

○意味
　一生にただ一度の貴重な出会いであるということ。

○用例
　一期一会の心で、人との出会いを大切にしたいと思います。

○同義表現
　一座建立（いちざこんりゅう）


何でも「今日の茶会はただ一度限りの茶会であるから、 亭主も客もともに
思いやりをもって取り組むべきだ」という茶会の教えから出た言葉だそうです。
また、「一期」とは人の一生のことだとか。

同義表現の一座建立も茶の湯の言葉だそうで、今回初めて知りました（＾＾ゞ